「英単語」について②
こんばんは!
EnglishTaroです。
今回は前回の「英単語について」の続きでございます。
では実際に海馬を騙して、英単語をどのように覚えていけばいいのか、、
英単語の覚え方は様々ありますし、正直言って十人十色です。学習スタイルというのはその人によって違います。
教育者の方はとてもよくわかると思います。
私がいつも英単語を覚えるときに実行していることは、単語帳などを活用した英単語学習です。
具体的に私がやっているやり方をご紹介します。
最初に言っておきます。単語帳は私は合計50周ぐらいします。
え?バカじゃねーの?って思った方いますよね?(笑)
そうなんですバカなんです。。。
と言いたいところですが、これにはロジックがあります。
手順はこうです。
1.どの単語帳でもいいので自分の目的に応じて単語帳を選ぶ。
2.手に取ったら、まず覚える作業はしません。とりあえずパラパラとどういう単語が含まれてるのかなーぐらいの気持ちで見ていきます。これを2周ほどします!その間、見たことある単語があるか、または知っている単語があるかをこの2周ほどで確認する。
3.3周目、4周目あたりからちょっと本気出して覚えてみよーっと!ぐらいの気持ちに切り替えます。そして一から単語を覚えていきます。その際、見出し語とその意味(主要な意味を一つだけで良い)を覚えます。軽く覚えたら、すぐ次の単語、という風に進めて言ってください。
4.3の作業を5、6周程度やっていきます。人にもよりますが、そうすることによって「あ、この単語何回も覚えてるけどしょっちゅう忘れるなー」とか、「この単語の意味なんだっけーー?あーー思い出せないー、喉元まで来てるけどなー」みたいな状況に出会う回数が増えてきます。この際どうしてもわからないものはマーカーで色をつけてみたり、覚えられない単語の横にその単語が表す意味の絵を描いてみたりなどと工夫してなんとか覚えられるようにします。
5.10周程度行うと見出し語に関してはほとんど問題がないくらいまで完璧に暗記できている状態になります。
6.見出し語完璧に覚えたら、今度は見出し語に含まれてる別の意味も全部覚えます。類義語や派生語なども全部です。これも覚えるまで何周もしてください。最終的にはその単語帳に書いてあるすべての単語をすべて答えられるぐらいまでの完璧な状態を作り上げます。
7.単語帳を完璧にしたら今度はしばらく単語はやらないで、検定を受ける方でしたら問題集などを解く時間に当ててください。
8.一週間後、一周してみてください。3割ほど忘れてる単語が出てくるはずです。そこをまた覚え直して完璧にします。
9.また一週間後、一周してみてください。3割から2割と忘れてる単語が減ってきていると思います。
10.またまた、一週間後、一周してみてください。2割から1割へ。そして、一週間おきに一周してみてください。その頃にはほぼ完璧になっていると思います。また、1,2,3・・・とステップを踏むに連れて一周するスピードも上がってきますので、最終的には2時間もかからないぐらいで一周終わりますよ!
とこのように、私は単語学習をやっています。なぜこんなに何周も何周もするのか?
前回のブログ見てくださった方ならお気づきでしょう。
実はこれ、何回も反復する=海馬を騙して長期記憶可能なエリアに覚えた単語を収納しているということにつながるのです。
なぜか?同じ情報が何十回も反復されて海馬に入っていくので、海馬は「これらの単語はこの人が生きていくのに必要な単語なんだな、じゃあ覚えておこう」と勘違いを起こします。
これなんです!!!
この騙す作業ができれば、覚えた単語を一生忘れずに獲得することができます。
面倒だと思いますが、最初でこの作業してる方がしていない人より数百倍いいです。
みなさん、私に騙されたと思ってやってみてください。
効果絶大ですから!
EnglishTaro
「英単語」について
こんばんは。
EnglishTaroです。
今回は「英単語」についてお話ししたいと思います。
みなさんは、英単語をどのように勉強しておりますか?
英語だけに関わらず単語というのは全ての言語を勉強する際に必要な要素であり、
語学の勉強をするにあたって、単語の勉強というのは一生ものだと私は感じております。
さて、今回は英単語を「どのように効率よく習得するべきか」について数回にわたり、ブログを書いていこうと思います。
1. 単語を記憶する際の脳内での「メカニズム」とは
何かを覚えるとき脳内ではどのようなことが起きているのか。
簡単に例を交えてお話しします。
例えば、みなさんが、equilibrium(平衡・釣り合い)という比較的難しい単語を覚えようとするとき、一生懸命口に出したり、何回もこの単語を見て、日本語訳を見て、の繰り返しをして覚えようとすると思います。
ですが、一通り覚えて翌日、、、
全く覚えていない(泣)。または、なんだっけ?(数分後、、、)平衡、釣り合いだったっけ?
同じような経験、みなさんありませんか?
私は何回もあります。嫌になって投げ出したりもしました。
ですが、よく考えてみるとこれは脳の記憶のメカニズムに関係しているのです。
人は何かを覚える・記憶する際に、海馬という脳の組織が関与しています。
もちろん英単語を記憶するときもこの海馬に一旦保存されます。
その際に海馬ではこの単語を、長期的に保存するか、短期的に保存するか選別をしているのです。
ここで、皆さんにやってほしいことは、、、
この海馬という組織を騙してほしいのです。
この海馬という組織を騙すには、覚えたい単語を何回も情報として頭に入れるのです。
つまり、覚えたい単語を1日だけではなく数日間にわたって頭に入れるという作業をしなければならないのです。
そうするとどうなるか、、、
海馬は、「あ、またこの単語入ってきたよー。こんなに入ってくるってことはこの人にとってこの情報は必要なんだな。だったら長期的に保存しておこーっと」っていう風に解釈し、その単語が長期的に保存できる脳の組織へ送り込まれます。そうすると単語を長期的に覚えることができ、やがてはその単語を覚えることができた。となるのです。
逆に、1日だけとかだいぶ時間をあけて覚えたい単語を見ても海馬では「なーんだ。この単語一時的に保存したのにもう入ってこないや。じゃあ忘れよーっと」っとなり、記憶から消されていくのです。従って、覚えられないという結果になるのです。
その証拠に英語の"I"(私は)や、love(愛している)、apple(りんご)などの単語って英語勉強していなくてもわかりますよね??
なぜか、もうみなさんならお分かりですよね?
そうです、これらの単語は生活していて意外と目にしている単語なんです。
つまり、生活しているだけで情報としてなんども海馬に送り込まれていて、もう長期保存可能な脳の組織に送り込まれているのです。だから、いつまでたっても覚えていますよね。
これを単語学習に応用していけばいいのです。
ポイント→覚えたい単語を1回だけではなくなんども情報として頭に入れる
では次回は、具体的にどうやって覚えていくかについてお話しします。
EnglishTaro
皆さま初めましてー!
このページにアクセスしてくれた皆さま、
初めまして。EnglishTaroです。
現在、24歳の私ですが、①簡単な自己紹介、と
②私がこのブログを始めようと思ったきっかけ、などを
つらつらとご紹介していきたいと思います。
また、③このブログで書きたいこと、などをご紹介していければ
いいなと思います。
①自己紹介&経歴
名前:EnglishTaro
学歴&経歴:普通校を卒業後、一年浪人し、英語系の専門学校に入学。
入学後、英語の勉強をはじめ、英語の勉強が楽しくなり、「語学」ではなく「英語」について学びたいと思い、大学へ編入。大学では、英語教育や言語学、認知科学などを専門に学び、卒業後は某専門学校で英語教師として働く傍、とある会社で海外の営業職として、働いております。
②きっかけ。。。
私はブログなどを書いたこともなければそもそもやろうなんて思ったことはありません。ですが、英語学習や英語に長年(中高を除いて5年足らずですが)関わってきて感じることは、「英語の勉強しているけど、なかなか身につかない」や「英語できるようになりたい=海外留学」のように考えている方が多い傾向があります。私もその一人でした。でも大学在学中、様々なことを学んでいく中でこれらの考え方は間違っていることに気づきました。それを解決するためには「英語の学習法」に着目する必要があると考えます。私が教えている学生を見ていて意外と英語の学習法が間違っているなと思うことが多々あり、その間違った方法が悪循環をうみ、「勉強しているけど中々身につかない」というような結果を生んでいると思いました。
ですので、このブログで、様々な「英語の学習法」についてみなさまとシェアしていきたいと思います。自分にあった学習法を当ブログより探して実践して見てくださいね。
③ブログで書きたいこと
大部分は「英語の学習法」ですが、その時々によって英語系資格試験のお話や、英語に関する様々なことを書いていきたいと思います。
最後に、、、
大変長くなりましたが、みなさんもうご存知の通り、文章書くのもまとめるのも下手くそです。(笑)
でもここまで読んでくれてありがとうございます。
これから様々な英語に関する学習法をシェアしていきたいと思います。
あなたの英語学習のintermissionに読んでいただけると幸いです。
では、、、
EnglishTaro