「英単語」について
こんばんは。
EnglishTaroです。
今回は「英単語」についてお話ししたいと思います。
みなさんは、英単語をどのように勉強しておりますか?
英語だけに関わらず単語というのは全ての言語を勉強する際に必要な要素であり、
語学の勉強をするにあたって、単語の勉強というのは一生ものだと私は感じております。
さて、今回は英単語を「どのように効率よく習得するべきか」について数回にわたり、ブログを書いていこうと思います。
1. 単語を記憶する際の脳内での「メカニズム」とは
何かを覚えるとき脳内ではどのようなことが起きているのか。
簡単に例を交えてお話しします。
例えば、みなさんが、equilibrium(平衡・釣り合い)という比較的難しい単語を覚えようとするとき、一生懸命口に出したり、何回もこの単語を見て、日本語訳を見て、の繰り返しをして覚えようとすると思います。
ですが、一通り覚えて翌日、、、
全く覚えていない(泣)。または、なんだっけ?(数分後、、、)平衡、釣り合いだったっけ?
同じような経験、みなさんありませんか?
私は何回もあります。嫌になって投げ出したりもしました。
ですが、よく考えてみるとこれは脳の記憶のメカニズムに関係しているのです。
人は何かを覚える・記憶する際に、海馬という脳の組織が関与しています。
もちろん英単語を記憶するときもこの海馬に一旦保存されます。
その際に海馬ではこの単語を、長期的に保存するか、短期的に保存するか選別をしているのです。
ここで、皆さんにやってほしいことは、、、
この海馬という組織を騙してほしいのです。
この海馬という組織を騙すには、覚えたい単語を何回も情報として頭に入れるのです。
つまり、覚えたい単語を1日だけではなく数日間にわたって頭に入れるという作業をしなければならないのです。
そうするとどうなるか、、、
海馬は、「あ、またこの単語入ってきたよー。こんなに入ってくるってことはこの人にとってこの情報は必要なんだな。だったら長期的に保存しておこーっと」っていう風に解釈し、その単語が長期的に保存できる脳の組織へ送り込まれます。そうすると単語を長期的に覚えることができ、やがてはその単語を覚えることができた。となるのです。
逆に、1日だけとかだいぶ時間をあけて覚えたい単語を見ても海馬では「なーんだ。この単語一時的に保存したのにもう入ってこないや。じゃあ忘れよーっと」っとなり、記憶から消されていくのです。従って、覚えられないという結果になるのです。
その証拠に英語の"I"(私は)や、love(愛している)、apple(りんご)などの単語って英語勉強していなくてもわかりますよね??
なぜか、もうみなさんならお分かりですよね?
そうです、これらの単語は生活していて意外と目にしている単語なんです。
つまり、生活しているだけで情報としてなんども海馬に送り込まれていて、もう長期保存可能な脳の組織に送り込まれているのです。だから、いつまでたっても覚えていますよね。
これを単語学習に応用していけばいいのです。
ポイント→覚えたい単語を1回だけではなくなんども情報として頭に入れる
では次回は、具体的にどうやって覚えていくかについてお話しします。
EnglishTaro